201904/04

おとぎの国のようなアートな村 台湾の原住民が暮らす秘境・霧台へ

バス停で降りると、村はすでにルカイ族のアートであふれています

日本から近くておいしいものがいっぱいで、気軽に訪れることのできる国、台湾。けれども、そんな“国内旅行感覚”で行けそうな台湾でも、一生忘れられないようなドラマは起こります。私にとって台湾が一生モノの旅の舞台となったきっかけは、台湾原住民の住む山奥の村に行こうとした2013年から始まります。友人が「霧台(むだい/ウータイ)」へ旅した写真を見せてくれたときからです。

台湾に今も暮らす「原住民」を知っていますか?

台湾の「原住民」とは、中国本土から漢民族が入ってくる以前からここに生活していた人々のことを指します。台湾では「もともとここにいた」ことを表す、誇り高い呼称なのです。南部、とくに山地には原住民が多く暮らしています。この原住民のうちのひとつ「ルカイ族」の多くは、霧台に住んでいます。写真で見た霧台は、まるでおとぎの国のようでした。教会や学校、ガードレールや塀、個人の家にいたるまで、所狭しと装飾を施すのです。それらは子供のように自由で伸びやか、それでいてルカイ族の伝統をきっちり守った、他のどこにも見ることのできないアートでした。私は、ルカイ族の芸術性にひとめ惚れしてしまったのです!

心がのびのびしてくる、おおらかなアート

無謀にも、女性のひとり旅でアタックしたものの……

霧台は山奥の秘境です。しかも2013年当時には、崖崩れのために路線バスが長期運休でした。そこで屏東から1時間ほど山に入った三地門まで行き、ここでヒッチハイクを試みましたが、現地の人々は「女性ひとりでは危ない」と口をそろえて引き止めます。やがて、誰かが日本語を話せるおばあさんを連れてきてくれました。台湾では、第二次世界大戦以前の日本統治時代に日本語教育を行っていたので、今でも日本語を話せるお年寄りがいます。そのおばあさんからも「危ないから」と(日本語で!)言われ、私はその時とうとう霧台行きを断念したのでした。

霧台への道のり。道路はきちんと修理されてきれいに

子供が先に目的達成。うれしいやら悔しいやら

その後、2015年には道路の修復が済み、ついにバスがまた通るようになりました。「いつかまた霧台にチャレンジしたいな……」そう思っていた矢先、大学生の娘が私の霧台行き断念の話を聞いておもしろがり、ひとりで行ってきたのです! 海外にひとりで行くのが初めての娘でしたが、台湾の人たちの熱い親切に助けられて、難なくルカイ族の村をまわれたようです。その土産話の中に、「日本語を話せるおじいさんのいる家に上がった」というものがありました。あのおばあさんが私の頭をよぎりました。三地門よりさらにずっと山奥の霧台にも、まだ日本語を話す年配の人が生きているのか……。

霧の多い地域だが、晴れると写真映えもこんなにばっちり!

私が感慨にふけっていると、話を聞いた息子が「オレも行くぞー!」と、娘とルカイのご家族が写った写真を大きくプリントして、さっさと霧台へ行ってきたのです。名前も住所も知らないのに! けれども、息子によれば、とにかく写真を現地の人たちに見せて歩いていたら、すんなり見つかったそうです。さすが山奥の村。そして「この子の兄です」と記念写真をお土産に渡してきたとか。ふたりの子供のフットワークの軽さが痛快でうらやましくもあり、こうなったら私も「今度こそ」と決心しました。

憧れの霧台に到着! ひととおり観光してから、いよいよ人探しへ

路線バスが復活した今では、霧台はそこまでアクセスが困難な場所ではなくなりました。しかし台湾の都市部と有名観光地だけしか行かない多くの日本人旅行者にとっては、心理的に遠いのですよね。きちんと計画しておけば半日で行ってこられますよ。何年も憧れ続けた霧台は、写真で見たとおり、おとぎの国のような装飾に囲まれた村でした。私は夢中で歩き回り、写真を撮り、イノシシ肉や愛玉ゼリーなど名物のグルメを食べ歩きました。

ルカイ文物館の建物にも装飾がぎっしり

村の人はその大多数がルカイ族です。これも村の名産品であるコーヒーの出店で、娘の撮ったおじいさんの家族の写真を見せてみました。すると「うーん、この家族は、坂を下ったところにある家じゃないかしら。」と教えてくれました。実は言葉は一言も通じないのですが、一生懸命聞けば、なんとなく理解できるものです。言われた通りに坂道を下りましたが、メインの観光ルートを外れると、いきなり人の姿がなくなってしまいます。心細くなってきたころ、土地の人らしい男性に会ったので写真を見せつつ困っているジェスチャーをすると、「この先まっすぐのところにある家だよ」というジェスチャーで教えてくれました。

ついに会うことができたルカイ族のおじいさん。「私は84歳だから遠出はしないよ」

写真1枚を頼りに、本当に探し当てることができたのです

しばらく歩くと、あっ、写真と同じ家がありました! とうとう、やってきました。しかし勢いでここまで来たものの、来られる側からしたらなんと思うでしょうか? 数ヶ月おきに日本人の家族がひとりずつやってきては、名前も告げず去っていくのですから。我に返ってもじもじしているうちに、中から奥さんが出てきました。どうせ言葉はぜんぜん通じないので、もごもごと自己紹介しながらすばやく娘が撮ったご家族の写真を取り出します。奥さんは我が意を得たりという顔になり、日本語を話せるおじいさんを連れてきてくれました。

現れたおじいさんは、もしかしたら、娘と息子のことをすでに忘れていたのかもしれません。それとも、次々やってきた日本人親子をいぶかしがるには、すでに歳をとりすぎているのかもしれません。私が誰なのかにかまうこともなく、彼は完璧な日本語で穏やかに話しかけてくれました。日本人と変わらない容貌もあいまって、いつしか最初の緊張と高揚感は消え、代わりにここが日本のどこかの田舎のような気分に……。ぽかぽかした陽射しの中、おじいさんと並んで山あいの景色を眺めたのは、忘れることのできないひとときになりました。

 

かわいい子供たち。台湾原住民は目鼻立ちがはっきりしているのが特徴

実現するまでに何年もかかった、台湾の中の秘境行き。山奥で聞いた日本語の響きを思い出すだけで、胸がいっぱいになります。流れていく歴史のひとつの地点に、確かに自分が立っていた、と実感しました。年若い子供たちにとっては、さらに貴重な体験だったはずです。また私にとっては、自分より先にさっさと憧れの地に行ってきた子供たちの成長を見て、なんとも感慨深い気持ちになったのです。“一生モノの旅”は、何も遠い国や地域へ行くことだけではありません。場合によっては、そんな日本からすぐ近くの国でも得ることができるのです。

 

 

[DATA]

霧台へは、屏東からのアクセスが一般的。屏東駅北口を出て「屏東客運バスターミナル」から出るバスに乗る。
時刻は、屏東〜霧台7:45、9:30、14:30 霧台〜屏東11:30、16:30(2018年現在)。
車内で「入山申請書」に氏名、住所、電話番号、旅券番号などを記入する。パスポートを持参する方がよい。

 

 

神谷

「長い旅、遠い国への旅、地を這う旅」こそが至上の旅だと思い込んでいた若いころ。今は旅が短くても、近くても、安楽でも、その中に一生忘れられないきらめきを見つけることが上手になりました。“旅とふたり連れの人生”の旅をしています。でもいつかまた、地を這う旅に戻ってみたい気持ちも……。行きたいところはいつでもいっぱいです!

神谷
この記事を書いた人

この記事を書いた人神谷

201902/21

一度行ったら、一生通いたくなる街・台北 「街歩きの楽しい都市」ナンバーワンの理由

人々の温かな日常に触れられる、台北の街角

台湾は日本人に人気の行き先。すでにリピーターとなり、お気に入りの店やエリアがいくつもある…そんな方がたくさんいることでしょう。だからこそ「行ったことがない」という人に会うと、「なんで?」とその良さを力説したくなる私ですが…じつは台湾に行き始めたのはここ10年ほど。一度行ったらたちまち夢中になりました。特に台北は、街歩きが魅力的な都市としては世界有数ではないでしょうか。まだまだ経験不足ではありますが、台湾ファンの一人として、「台北が街歩きに最強」なその理由をまとめてみたいと思います。

とりあえず、にぎやかでないと!

まず店が多い。そして地元の人が多い。これは楽しい街歩きに不可欠の要素です。歩いても歩いても、こんなに店が立ち並ぶ町があるでしょうか。初めて台北を訪れたとき、ガイドブックの地図上で何も描かれていない場所に行っても、そこにお店がズラリと並んでいるのを見て驚きました。商店街を見かけたら歩かないと気がすまない私は、あっちへ行かなければ、こっちも…と大忙しです。

提灯が飾られた、風情ある路地

そんな庶民的な商店街を中心に飲食店の数もハンパなく、食の楽しみがいっぱい。おいしいものには事欠きませんし、ドリンクスタンドの充実にも目を見張ります。代表的な台湾グルメ以外にも、自分でおかずをチョイスできるお弁当屋さんも気になるし、日本でいう洋食屋さんやステーキ店なども「台湾ではどうだろうか」といちいち入ってみたくなります。私はパンが好きなので、ベーカリーも必ずチェック。日本にありそうでない、工夫を凝らしたおいしい菓子パンは素通りできません。

歩きながら、美しいディスプレイに見惚れることも

散策が止まらない、エンドレスな町

暗くなればあちこちで夜市が開かれていて、毎晩お祭りのようです。また西門界隈は22~23時ごろまで、飲食店はもちろんファッションのお店も開いていてにぎやか。朝から夜までくまなく街歩きができる都市は、そうそうありません。際限なく店はあるわ、いつまでも開いているわ、まさにエンドレス。歩き疲れてヘトヘトなのに、街歩きが止まらず、宿に帰るのはいつも遅くなってしまいます。

しかもすごいのは、治安がいいことです。海外ではスリや詐欺師など、街角には観光客を狙った専門の犯罪者がいそうなものですが、そういう人が日本並みにいません。おつりのごまかしもなし。だからユルユルで旅ができます。ほかの国だと安全面を考えて、または店が閉まるという理由で、夜はホテルにいることが多いのですが、ここでは出ずっぱりとなります。歩いていて私が注意すべきと思ったのは、曲がる車が歩行者優先ではなく、車優先でグイグイ来ることが多い、そのくらいです。

色とりどりの看板に、たくさんのバイクが台北らしい

快適に歩けて、気軽に休める

気分を変えてモールやデパートに行けば、近代的な空間でショッピングができ、一流品を見ることもできます。さらに台北には巨大な地下街があり、地下だけでも本気で見れば1日がかり。地下なので、雨の日だって快適です。雨といえば、商店街の歩道に沿って屋根がついていることが多いのも、台湾の特徴。外にいたって傘なしで歩けてしまうから助かります。

そして素晴らしいのはお店の前などにベンチが置いてあり、無料で座れる椅子が多いこと。いちいちカフェに入らずとも気軽にひと休みできるのは、街歩きでかなりの高ポイントですね。コンビニでも休憩スペースがあるのが当たり前。またカフェに入ると、持ち込みのパンやお菓子などを食べている人がたまにいます。それでも何もとがめられない、おおらかなところも魅力です。

台北で大きく移動したいときは、地下鉄が便利。路線はわかりやすく、料金も安いです。また、台北地下鉄のトイレは頻繁に掃除されていてきれいです。駅にトイレがあると思うと、安心して1日出歩いていられます。さらに私はまだまだ乗りこなせていませんが、バス路線もかなり発達しているので細かく移動できます。

屋根つき歩道あり、地下街ありで、雨の日でも街歩きが快適!

安心感と異国情緒の共存

それから台湾は日本人にとって、ある程度文字が理解できるのがいいですね。漢字なので地名は覚えやすいし、看板を見て意味がわかることも多いですから。漢字はあちらが発祥なのに、「これをこう書くのか」と、思わず感心したり、ツボに入ってクスッとしたりすることも。飲食店ではメニューを見て内容を想像できたり、お店の人と筆談で意思疎通できたり。街歩きもますます充実しますね。

人に目を向けてみれば、現地の方たちは日本人観光客に慣れており、とても親切。異国へ行って、ここまで気楽に過ごせることはなかなかないでしょう。海外にいるとは思えないような安心感がありながら、街は日本とは違います。漢字だらけのカラフルな看板がびっしり並び、趣のある古い街並みも多く残っていて独特。目ではなじみのある文字も、聞くとまったくわからない中国語…。異国情緒あふれ、旅ごころが盛り上がります。こうした「安心感と異国情緒の共存」こそ、台北の大きな魅力ではないでしょうか。

看板の意味がわかるとニンマリ、うれしくなります

「私には台北がある」という支え

また、街といえばファッション。台北は欧米と違って、日本レベルの微妙なおしゃれが通じる、世界でも稀有な場所ではないかと思います。日本のファッション雑誌が普通に浸透しているので、世界的なモードとは別の、東京の流行(カジュアルからフェミニン、コンサバまで)がそのまま理解され評価されます。日本で「これが今おしゃれ」という服を、海外で着ると誰もわかってくれない、むしろ浮いている…そんな経験をした方なら、この違いがわかると思います。

おしゃれが楽しいそんな台北は1年中温暖で、真冬に訪れてもそんなに寒くありません。気候の良さは楽しい街歩きの大切な条件ですよね。近いから休みが短期間でも行きやすくて、もちろん時差ボケなし。たくさんの航空会社の路線があり、航空券も驚くほどお手ごろです。こんなにいいことずくめの行き先がほかにあるでしょうか。

 

街歩きの魅力が、これでもかというくらいそろった台北。いつでも気軽に行けて、何度行っても飽きず、ホッとでき、新しい発見がある。だから人気の町なのでしょう。私にとっては、手軽で確実なこころの避難所。「あそこに行けば大丈夫」という、お守りのような“一生モノの旅先”なのです。

 

Chiri

人知れず旅に出て、ひっそり帰ってくるソロトラベラー。地元の人でにぎわう街をウロウロするのが何より好き。世界のどこかからひそかに持ち帰った一生モノの感動、驚き、学び、気づき…そんなあれこれを、ここに打ち明けさせてください。

Chiri
この記事を書いた人

この記事を書いた人Chiri

201902/09

“一生モノ”となる海外卒業旅行選び 編集部が選ぶ5つのおすすめスポット!

自由の女神とマンハッタンの高層ビル群(ニューヨーク)

自由の女神とマンハッタンの高層ビル群(ニューヨーク)

そろそろ卒業旅行に出かけている人、またはこれからという方もいらっしゃるかもしれません。あるいは卒業は来年ですが、どこに行こうかと漠然と考えている学生さんもいるでしょう。そんな方々へ、今回は「一生モノ」編集部が選んだ、「卒業旅行で行きたい海外5選」を紹介します。

01. アートとエンタテインメントの街ニューヨーク(アメリカ)

「卒業旅行では知的な刺激が欲しい!」という方におすすめなのがニューヨーク。ここは世界最高峰のアートとエンタメが楽しめる都市です。美術館なら、古代美術から近代絵画までを収蔵するメトロポリタン美術館と、ピカソやゴッホなどの近代絵画中心のニューヨーク近代美術館の2つは必見です。現代アートならグッゲンハイム美術館とホイットニー美術館ですが、街中にもアート最前線の空気を感じさせてくれる数多くのギャラリーがあります。エンタメではブロードウェイでのミュージカル鑑賞がおすすめ。クラシックならメトロポリタン・オペラやアメリカン・バレエ・シアターの公演、ジャズやロック好きならライブハウスのスケジュールも要チェックですよ。

また、ニューヨークは街を歩くだけでも刺激的です。歴史的建造物からモダンなビルディング、街中のアート、映画の舞台の場所、最先端ショップや小さなアートギャラリーまで見どころもたくさん。ニューヨークで見た素晴らしいものは、社会人になってもきっとあなたの役に立ちますよ。

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メトロポリタン美術館 公式HP >

 

ニューヨーク近代美術館 公式HP >

 

グッゲンハイム美術館 公式HP >

 

ホイットニー美術館 公式HP >

 

ブロードウェイミュージカル情報 >

アメリカン・バレエ・シアター 公式HP >

 

 

02. 中海の陽光の下でガウディ建築に酔いしれる/バルセロナ(スペイン)

2026年の完成を目指し、建築が進むサグラダ・ファミリア(バルセロナ)

2026年の完成を目指し、建築が進むサグラダ・ファミリア(バルセロナ)

卒業旅行シーズンの2〜3月は、ヨーロッパの大半では寒い冬。その中でもできるだけ暖かい場所に行きたいという方にオススメなのが、スペインのバルセロナ。地中海に面した温暖な気候で、この時期でも東京の4月の気温程度なので過ごしやすいでしょう。

バルセロナで見たいのは、やはり天才建築家ガウディの建築ですね。なかでも世界遺産登録されている教会サグラダ・ファミリアは必見です。2026年完成予定なので、未完成の姿が見られる絶好のチャンスですよ。また、バルセロナはピカソ、ミロ、ダリといったスペイン現代絵画の巨匠が活躍した街。美術館で彼らの作品を見てみるのもいいでしょう。

そしてバルセロナはグルメの街でもあります。気軽に入れるバルを巡り、小皿料理タパスと自家製ワインをいただき地元気分を満喫。時間に余裕があればバルセロナを起点に、イスラム時代の雰囲気を残すアンダルシア地方などスペイン南部へ足を延ばしてみてもいいでしょう。

[DATA]
サグラダ・ファミリア 公式HP >

 

 

03. ガンジスの日の出を眺め、新しい人生のスタートを祈願/ヴァーラーナシー(インド)

ガンジス川に昇る朝日(バラナシ)

ガンジス川に昇る朝日(バラナシ)

学生生活が終わり、社会人としての新生活を始めるまでの間に行く卒業旅行。「旅で心をリセットしたい」というあなたにおすすめなのが、インドです。そこでは日本の常識を超えた体験が、あなたを待っていますよ。

インドでは人ばかりか街を歩く動物たちも自由そう。最初はインド人の押しの強さにびっくりするかもしれません。よく言えば「大らか」、悪く言えば「ルーズで図々しい」のですが、やがてインドを旅する多くの人(特に個人旅行者)が「こんな生き方もあるんだ」と感じ、気が楽になっていくようです。そんな体験はきっと今後、仕事で壁にぶつかった時に、発想の転換やメンタル面でのしぶとさに役に立っていくはずです。

そんなインドの編集部おすすめの場所は、ヒンドゥー教徒の聖地バラナシです。人々が沐浴する聖なるガンジス川のほとりで、そこに昇る朝日を見て心を清らかにする。人生の一区切りには最高の旅先です。

[DATA]
ヴァーラーナシー 公式HP >

 

 

04. 気軽に行ける外国! 街歩きやグルメを楽しむ/台北(台湾)

レトロな街並みと眺望が人気の九份へは、台北からすぐ

レトロな街並みと眺望が人気の九份へは、台北からすぐ

「日程を友人と合わせるのが大変で、長期旅行は無理」という方におすすめなのが台北です。フライト時間は成田から約4時間30分、関空からは約3時間15分と日本から近いこの海外は、2泊3日の旅行でも十分楽しめます。また往復2万円台の格安LCC、航空券と宿泊ホテルがついただけの格安ツアーも多く、時間的にも予算的にも台北は行きやすい海外なのです。

この台北での楽しみは、やはりグルメとショッピング。台湾料理は日本人の口にも合い、少人数なら屋台料理の食べ歩き、大人数なら中華の名店にも行くのもいいでしょう。名物の「小籠包」や台湾スイーツの数々は外せません。観光では、中国の秘宝を集めた故宮博物院とレトロな街並み散策が楽しい九份は是非行きたいところ。

そして仲間と盛り上がるのが、市内各所で毎晩開かれる夜市巡りです。雑貨の店に寄りつつ、屋台のB級グルメを食べ歩くのはお祭りのような楽しさ。女性同士ならエステやスパ、マッサージで心身ともにリラックスするのもおすすめです。

[DATA]
台湾観光ガイド 台湾交通部観光局(日本語)>

 

 

05. アジアンリゾートでのんびり英気を養う/バリ島(インドネシア)

夕日を見ながらのビーチディナーもいい(バリ島)

夕日を見ながらのビーチディナーもいい(バリ島)

「親しい友達とのんびりと海辺のリゾートですごしたい」「仲間たちとワイワイと遊びたい」。その両方に対応しているのがバリ島です。きれいな海、物価が安くて庶民的、治安がいいなどの魅力ポイントがあるバリ島ですが、他のアジアンリゾートとの大きな違いは、伝統文化が日々の暮らしに息づいていること。バリダンスやケチャといった伝統のパフォーマンスももちろん、リゾート内でも毎朝供えられるお供えを見れば、バリの人々の信心深さがわかるはずです。「神々の住む島」と呼ばれるゆえんですね。そんな環境や島民のホスピタリティが、心をリラックスさせてくれます。

グループで行く場合は、仲間で一軒借り切ってしまうヴィラやファミリールームを選べば、夜までワイワイしたい時にも周囲に気兼ねがいりません。また数人で車を借り切ってしまえば移動も割安。昼間はマリンスポーツやショッピングを楽しみ、夜はビーチディナー、バーやクラブ巡りも楽しいでしょう。

[DATA]
バリ州政府観光局運営サイト(英語)>

 

個人で行くも良し、仲間と行くのも良しの卒業旅行。余裕があれば、長い春休みを利用してそれぞれ別々に行くのも手かもしれません。働き出したら、しばらくはこうした休みはなかなか取れなくなるのですから。今回はそんな卒業旅行におすすめの旅先を5つセレクトしてみました。その時は気がつかないかもしれませんが、ゆったりとした時間を過ごしたり、親しい仲間と楽しく過ごした卒業旅行は、あなたの“一生モノの旅”になるかもしれませんよ。

一生モノ 編集部

一生モノを探して、日々奮闘中です。実際に足を運び、取材、体験することで、皆さまが一生モノを見つけるお手伝いをしたいと思います。こんなコンテンツや情報が欲しいなどのご要望やご意見、お待ちしております。お気軽にお問い合わせください!

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