201901/22

2019年ゴールデンウィーク海外旅行のプロがおすすめする海外渡航先5選!

4月27日から5月6日まで最大で10連休になると発表されている2019年のGW(ゴールデンウィーク)。これは今まで長い休みが取れなく、遠出をあきらめていた人にとっては大きな朗報では? そこで今回、“一生モノ”編集部(海外旅行ライター)が2019年GW(ゴールデンウィーク)の海外渡航先のおすすめ5か所を厳選しました。あなたの旅のプランの参考にしてみてください。

音楽好きにはたまらない! ニューオーリンズ・ジャズ&ヘリテージフェスティバル(アメリカ)

フェスのメインステージ。トリには大物アーティストが出演する(ニューオーリンズ)

フェスのメインステージ。トリには大物アーティストが出演する(ニューオーリンズ)

日本のGW(ゴールデンウィーク)時期に重なり、アメリカで毎年開かれている音楽フェスが、ニューオーリンズ・ジャズ&ヘリテージフェスティバルです。アメリカ南部、ルイジアナ州のニューオーリンズはジャズの発祥の地であり、アメリカのルーツミュージックが盛んな音楽の街です。このフェスは、名前にこそ「ジャズ」がついてはいるものの、そのジャンルはロック、R&B、ソウル、ブルース、カントリー、ヒップホップ、ゴスペル、ケイジャン、マーチングバンドなど多岐にわたり、アメリカの豊かな音楽地図を知るには最高の音楽フェスです。

2019年は4月27日(木)〜28日(日)と5月2日(木)〜5月5日(日)の合計8日間開催。今期の一番の目玉は、5月2日に登場するザ・ローリング・ストーンズ。他の日のヘッドライナーには、デイブ・マシューズ・バンド、ケイティ・ペリー、サンタナ、ヴァン・モリスン、ダイアナ・ロス、アース・ウインド&ファイヤーなどの出演が決まっています。音楽好きには、まさに“一生モノの体験”となるフェスでしょう。

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公式HP:http://www.nojazzfest.com
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轟音をあげて流れ落ちる水量が圧倒的。南米屈指のパワースポット、イグアスの滝(ブラジル/アルゼンチン)

ブラジル側の展望台は滝の間近まで行ける(イグアスの滝)

ブラジル側の展望台は滝の間近まで行ける(イグアスの滝)

スケールの大きい大自然が堪能できる南米ですが、なかでもダイナミックな景観を堪能できるのが、世界三大瀑布のひとつ、イグアスの滝です。その大自然の迫力は本当にすさまじいもので、正に“死ぬまでに見たい絶景”の代表でしょう。

ブラジルとアルゼンチンの国境にあるイグアスの滝は、約4kmの間にある大小250以上の滝の総称です。なかでも「悪魔の喉笛」と名付けられた一番奥の大滝が有名です。最寄りの町として、ブラジル側はフォス・ド・イグアス、アルゼンチン側はプエルト・イグアスで、両方からアプローチできます。

ブラジル側は、園内バスを利用して滝の間近まで簡単に行けるのがポイント。一方、大小無数の滝があるアルゼンチン側は、いくつもの滝を結ぶ遊歩道が充実しています。また、ボートで滝壺に突っ込むというツアーも人気です。それぞれに長所があるので、国境を行き来して両方から眺めることをおすすめします。きっと自然の大きなパワーが得られますよ。

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イグアス国立公園(アルゼンチン):https://iguazuargentina.com/en/
イグアス・ジャングル社(ボートツアー):http://www.iguazujungle.com/
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大航海時代の名残りを感じる、ヨーロッパ最西端の首都リスボン(ポルトガル)

サン・ジョルジュ城の高台から見る旧市街とテージョ川(リスボン)

サン・ジョルジュ城の高台から見る旧市街とテージョ川(リスボン)

長い休みが取れるのなら、直行便が飛んでいない国へ行ってみるのはどうでしょう? 編集部がGW(ゴールデンウィーク)におすすめするヨーロッパの都市は、ポルトガルの首都リスボンです。日本ではいまひとつマイナーかもしれませんが、欧米では人気の観光都市ですよ。

リスボンの街の魅力は、ヨーロッパの他の首都のように騒々しくないこと。街の雰囲気は落ち着いており、歩いていて心が安らぎます。市街には世界遺産のベレンの塔とジェロニモス修道院などの見どころもありますが、洗濯物がはためく庶民的なアルファマ地区、古い町並みを走るレトロな市電など、何気ない街歩きが楽しいのです。また、海の幸に恵まれたポルトガル料理は日本人の口に合います。もちろんポルトガルワインも一緒に飲んでみたいですね。

世界遺産のシントラやヨーロッパ最西端のロカ岬などはリスボンから日帰りもできます。また、ポルトガルはそれほど大きい国ではないので、10連休を目いっぱい使って足を延ばし他の街にも行くのもおすすめですよ。

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ポルトガル政府観光局:https://www.visitportugal.com/ja
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熱帯雨林を流れる世界最大の川・アマゾンを楽しむ(ブラジル)

ジャングルツアーでは小さな小舟で支流に入り、野生動物を探す(アマゾン川)

ジャングルツアーでは小さな小舟で支流に入り、野生動物を探す(アマゾン川)

世界最大・最長の川アマゾン。その流域には数カ国にわたる広大な熱帯雨林が広がっています。この大河をいつかは見てみたいという方もいるでしょう。そこでこのGWは10連休を利用し、そのアマゾンに行ってみるのはいかがでしょうか?

観光の拠点となるのはブラジルのマナウスの町。ここはアマゾン川の本流と支流のネグロ川が合流する場所で、川の中央では2つの川の色が数kmに渡って交わらずに流れている様がよくわかります。アマゾンの大自然を満喫できるよう近郊には快適なジャングルリゾートがいくつもあり、滞在しながらボートクルーズや自然観察ハイクなどのプログラムに参加できます。市内の旅行会社でも、日帰りから2〜3泊の熱帯雨林ツアーを催行しており、ピンクカワイルカと泳いだり、ピラニア釣りをしたりも楽しめますよ。

ブラジルだけでなく、上流となるペルーやボリビア側からもアマゾンツアーが出ているので、リマやウユニ塩湖などと組み合わせる旅もいいかもしれませんね。

 

ヨーロッパとアジアが交差する都市・イスタンブール(トルコ)

人々でにぎわう旧市街の埠頭。橋の奥に見えるのは新市街(イスタンブール)

人々でにぎわう旧市街の埠頭。橋の奥に見えるのは新市街(イスタンブール)

紀元330年に「第二のローマ」としてローマ帝国の都に遷都されて以来、ビザンツ帝国、オスマン帝国と1600年近くにわたり大帝国の首都だったイスタンブール。トルコの首都がアンカラに移った現在でも、人口一千万を超えるトルコ最大の都市には変わりません。

イスタンブールは黒海と地中海をつなぐボスポラス海峡を境に、ヨーロッパ側とアジア側に市域が分かれています。そのため「東西文化の交差点」とも言われています。長い歴史と文化があるので見どころは数多く、一週間いても足りないでしょう。世界遺産の旧市街には、ローマ時代に建てられた教会アヤ・ソフィア、オスマン皇帝の居城のトプカプ宮殿、古代の貯水場跡の地下宮殿、青いタイルが美しいブルーモスク、そして屋根付き市場のグランドバザールなどの見どころがあります。

ほかにも歴史好きには、イスタンブール考古学博物館と古来よりの武具が揃う軍事博物館が必見です。クルーズ船に乗ってのボスポラス海峡観光も忘れがたい思い出になると思います。また、坂道が多いイスタンブールの下町歩きもなかなか楽しいですよ。この時期は天気もいいので、イスタンブール滞在はすばらしい旅になるでしょう。

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トルコ政府観光局(日本):http://www.tourismturkey.jp/
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「10連休」と何かと話題が先行している2019年のGW(ゴールデンウィーク)。やはり海外へ出かけたい人が多く、ツアーや航空券の申し込みも例年以上といいます。確かになかなか仕事が休めない人には、リフレッシュするにはいいチャンスかもしれません。そしてそんなきっかけで行った旅が、あなたの“一生モノの旅”になるかもしれませんよ。

一生モノ 編集部

一生モノを探して、日々奮闘中です。実際に足を運び、取材、体験することで、皆さまが一生モノを見つけるお手伝いをしたいと思います。こんなコンテンツや情報が欲しいなどのご要望やご意見、お待ちしております。お気軽にお問い合わせください!

一生モノ 編集部
この記事を書いた人

この記事を書いた人一生モノ 編集部

201810/30

アメリカ音楽の豊かさを体験できるビッグイベント!ニューオーリンズ・ジャズ&ヘリテージ・フェスティバル [海外旅行 アメリカ]

いちばん大きなAqura Stageにはフェスのヘッドライナーが出る

いちばん大きなAqura Stageにはフェスのヘッドライナーが出る

ヒットチャートからだけではわからないアメリカ音楽の奥深さ。それが体験できるのが、アメリカ南部のルイジアナ州で毎年開かれるニューオーリンズ・ジャズ&ヘリテージ・フェスティバルです。演奏されるのはジャズに限らず、アメリカ音楽全般で、日本ではなかなか目にすることのできないアーティストのライブ演奏も見ることができます。今回はポピュラー音楽好きなら一生に一回は見て、聴いて、体験して欲しいこのフェスを紹介します。

ニューオーリンズは、ミシシッピ川の河口付近に開けた都市

ニューオーリンズは、ミシシッピ川の河口付近に開けた都市

アメリカ南部の代表都市・ニューオーリンズ

大河ミシシッピの河口に位置するニューオーリンズ。ここは19世紀初頭にアメリカに売却されるまで、フランスやスペイン領でした。そのため、ここはアメリカの中でもフランス文化やクレオール(フランス人やスペイン人と他の人種の混血)文化の影響が残り、食文化なども独自に発達してきました。「マルティグラ」と呼ばれるカーニバルは有名ですね。また、19世紀には綿花の集積地となったことから黒人人口も多く、それが20世紀に入り豊かな大衆音楽を生み出していきました。ジャズの発祥の地も、このニューオーリンズです。また、R&B、ファンク、ブルース、セカンドラインといった黒人系の音楽以外にも、フランス系移民によるケイジャンや、クレオール系黒人によるザディコといった音楽も盛んになりました。

客層の年齢層は意外に高く、のんびりと音楽を楽しんでいる

客層の年齢層は意外に高く、のんびりと音楽を楽しんでいる

日本のGW期間中に開催される音楽フェス

このニューオーリンズで開催される全米最大級の音楽フェスが、ニューオーリンズ・ジャズ&ヘリテージ・フェスティバルです(以下単に「ジャズフェス」)。町の北3kmにあるフェアグラウンズ競馬場が会場となり10を超えるステージで、さまざまなジャンルの音楽の演奏が行われます。また会場ではニューオーリンズを始めとする南部料理の出店や、アートショップ、実演コーナーも設けられ、会場内をニューオーリンズスタイルのブラスバンドがパレードするなど楽しい空間になっています。

ジャズフェスに出店しているアメリカ南部料理の屋台も楽しみ

ジャズフェスに出店しているアメリカ南部料理の屋台も楽しみ

ジャズフェスの開催期間は、4月の最終金〜日曜と、5月の最初の木〜日曜の合計7日間。ちょうど日本のGW期間にあたるので、休みを利用して遊びに行く日本人も少なくありません。開催時間は昼の11時から夕方19時というデイフェスで、治安の心配も不要。客層もファミリーから年配客までと幅広く、むしろ他よりも若者の比率が少ないフェスかもしれません。

「ジャズ」と名前が付いていますが、その年のヘッドライナーとなる出演者は、ロック・ポップス系のビッグネームが多いですね。たとえば、2015年はエルトン・ジョン、エド・シーラン、ザ・フー、トニー・ベネット&レディー・ガガ、2016年はレット・ホット・チリ・ペッパーズ、ニール・ヤング、べック、パール・ジャム、2017年はスティービー・ワンダー、トム・ペティ&ハートブレイカーズ、マルーン5、2018年はエアロスミス、ロッド・スチュワート、スティングなどが出演しました。

 

いま、行かないと見れなくなるという想い

私がこのジャズフェスに初めて行ったのは2016年のこと。それよりずっと前から行きたいと思っていたのですが、なかなか休みを取る決意がつかないでいたのです。しかし、2016年の1月に私の好きなアーティストのデヴィッド・ボウイ、モーリス・ホワイト(EW&F)、グレン・フライ(イーグルス)らが次々と亡くなったことがきっかけになりました。好きなアーティストは見れる時に見ておかないと、一生その機会を失ってしまうかもしれないと。

2月に出演者のラインナップが発表され、その中に未だ来日したことがないアイルランドの孤高のシンガー、ヴァン・モリスンの名前を見つけたときに。私はフェス行きを決めました。モリスンはそのとき70歳。彼はもちろん私にとって、一生に一度は見ておきたいアーティストだったのです。

ジャズフェスは競馬場の広い敷地で行われる

ジャズフェスは競馬場の広い敷地で行われる

いざ、ニューオーリンズへ

この旅につきあってくれる友人を見つけ、3月に入り飛行機やホテルの手配が始まりました。フェスのチケットはネットで購入。日本のGWとちょうど重なるため、航空運賃も高めでしたが仕方ありません。また、ニューオーリンズのホテル代も期間中は値上がるため、少し離れたモーテルも利用するなど、節約の工夫もしました。

会場となる競馬場は、ニューオーリンズ名物のトラム(路面電車)の終点から徒歩約10分。会場にはざっくりとジャンル分けされた10ほどのステージがあります。一番大きなAcura Stageには夕方からはメインアクトが登場します。次に大きなGentilly Stageは会場の反対側にあり、こちらはメインに準じるアーティストが出演します。3番目に大きなCongo Stageはブラックミュージックが中心でファンク、ヒップホップ、R&B系のアーティストが出演。あとはジャズ、ブルース、ゴスペルなどジャンル分けされたテントのほか、ケイジャンやザディコ、ニューオーリンズ・ジャズ、ニューオーリンズ・ブラスバンドなどの小さなステージがあります。音に誘われるままに、日本ではあまり聴くチャンスのないタイプの音楽を聞いて回るのはとても楽しいものです。ゴスペル音楽ばかりのステージがあるというのも、ニューオーリンズらしいですよね。

さまざまなタイプの音楽が聴けるのもこのフェスの魅力だ

さまざまなタイプの音楽が聴けるのもこのフェスの魅力だ

目的は達成、そして翌年もニューオーリンズへ

2016年、私のお目当であるヴァン・モリスンは、2番目に大きなGentilly Stageでの出演でした(同じ時間のメインステージはパール・ジャム)。MCはほとんどなく、19曲立て続けの70、80分ほどの怒涛のパフォーマンスに圧倒されました。演奏中、上空を飛ぶ軽飛行機がその2週間ほど前に亡くなったプリンスの文字を描いていたのも印象的でした。

ジャズフェス上空に軽飛行機で描かれた「PRINCE」の文字。この日の10日ほど前に、プリンスは亡くなった

ジャズフェス上空に軽飛行機で描かれた「PRINCE」の文字。この日の10日ほど前に、プリンスは亡くなった

2017年のジャズフェスは、結成40周年記念ツアー中のベテランロックバンド、トム・ベティ&ハートブレイカーズをどうしても見たく、なんとか時間をやりくりして行きました。ペティが亡くなったのはその半年後。なので、思い切って行って本当に良かったと思います。生でライブを見る機会を、永久に失わずにすんだのですから。

名物の殻付きオイスターは一皿12個だが、ペロリと食べてしまうおいしさ。これを食べに行くだけでも価値アリ!

名物の殻付きオイスターは一皿12個だが、ペロリと食べてしまうおいしさ。これを食べに行くだけでも価値アリ!

ライブ以外にも楽しみがある

このフェスの楽しみのひとつにフード屋台があります。スパイシーなアメリカ南部料理は日本人の口にもよく合いますが、ニューオーリンズはその中心地のひとつ。会場では、ご飯料理のジャンバラヤ、オクラを使ったミックススープのガンボ、バゲットサンドのポーボーイ(ナマズのフライを挟むのがニューオーリンズ風)、そして名物の生ガキのプレートまで食べられ、私は、翌年はそれも楽しみで行ったほどでした。

旧市街のフレンチクオーターの散策も楽しい

旧市街のフレンチクオーターの散策も楽しい

ライブが終わっても、ニューオーリンズの夜はまだまだ続きます。期間中は、市内のホールやライブハウスでも多くのライブが行われています。また、旧市街にあたるフレンチクオーターで、名物の南部料理を食べるのも楽しみです。食は旅には欠かせない楽しみですよね。ライブバーがずらりと並ぶ歓楽街のバーボンストリートも外せません。24時ぐらいまでなら人も多く、警官も巡回しているので治安も問題ありません。私も毎晩繰り出し、大いに楽しみました。

 

アメリカのポピュラーミュージック好きにはたまらないこのジャズフェス。私にとっては、まさに一生モノの音楽体験でした。全体の雰囲気も良く、本当に行って良かったと思えるフェスです。海外なので少しハードルは高いかもしれませんが、みなさんもぜひ体験してみてはいかがでしょうか。

 

[ DATA ]

ニューオーリンズ・ジャズ&ヘリテージ・フェスティバル
[公式ページ] http://www.nojazzfest.com

※2019年の開催予定は4月26日〜5月5日。ラインナップは2月中旬に発表。タイムテーブルは3月中旬に発表される予定。

前原 利行

日々、自分の興味があるものを追いかけています。音楽、映画、アート、歴史、そしてまだ見ぬ世界の風景や文化…。心に刻まれた一生モノの経験が、自分の最大の財産でしょうか。これからも、まだ知らない出会いを探していきたいと思っています。

前原 利行
この記事を書いた人

この記事を書いた人前原 利行

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